【アメリカのものはとにかく壊れやすいシリーズ】タッチレスの蛇口に交換してから約一ヶ月で、出てくる水の量が半分以下になりました!とても不便なので修理します!
急に水の量が半分以下になったぞ!?
キッチの蛇口をタッチレスセンサー方式のものに交換して一ヶ月弱が経過した頃、突然出る水の量が半分以下になりました。ハンドルをお湯の方向へ回すと流量は正常です。冷水の方に回したときだけ半分以下の流量になります。
今は暖かい時期なので、使うのはほとんどが水です。洗い物するときなど、チョロチョロしか出てこないのでとても不便です。
やはり凝った作りのものは壊れやすいというのは本当ですね。
amazonへ連絡!
さっそく購入先のamazon.comへ連絡します。
この商品は出荷元も販売元もamazon.comではなく、一般の販売店がamazon.comに出店しているだけでした。そのため、amazon.comは私と販売店が直接やり取りできるように段取りを整えるだけで、amazon.com自体がなにかやってくれるわけではありませんでした。
はじめの連絡からなんだかんだ3-4日経過して、やっと販売店から連絡がありました。回答は、amazon.comのサイトから返品・返金の手続きをしろとのことでした。回答メッセージには手順が詳しく書かれていました。今日は夜遅いから明日やろうと思いその日は返品手続きをしませんでした。
翌日仕事から帰宅し、さっそく返品手続きをします。ところが返品のオプションがありません。また販売店に連絡すると、メーッセージの手順通りやったか?ときかれます。でも「You are not eligible to request a refund.」と出て返品手続きできないと連絡すると、そこから音信不通になりました。
よく確認すると、返品・返金できるのは商品を受け取ってから30日以内でした。販売店とやり取りを開始した時点ではまだ30日経過していませんでしたが、何度かやり取りをしている間に30日が過ぎていたというわけです。
返品・返金可能なタイミングがもうすぐ終わるので、意図的に返信を遅らせていたのではないかと疑ってしまいます。
マジか〜。
もう一度amazon.comに連絡して、最初に連絡したのが30日経過していないタイミングだったと言い張ろうと思いましたが、今まで色々強引に返品したことがあるので、これ以上ゴネてブラックリストに入れられると困るのでやめておきました。
KOHLERへ連絡!
こうなったら、もう自分で直すしか無いですよね〜。
まずはKOHLERのウェブサイトに行って、同じような事例がないか、同じ商品のレビューを全て確認しました。残念ながら、全く同じ症状は見当たりませんでしたが、良くないレビューに対するKOHLERからの返信があり、直接KOHLERにメールしてとメールアドレスが書いてありました。
まずはそのメールアドレスにメッセージを送ってみることにしました。
2日後に返信がありました。謝罪とともに、もう少しきちんとした診断が必要だから数点確認してほしいと、確認内容のリストが書いてありました。それと、住所、氏名、電話番号、そして購入したときのレシートを送ってほしいとも書かれていました。
すぐにamazon.comのインボイスをpdfにして添付し、全ての内容を返信したところ、数日後に、お湯と水を切り替えるハンドルの中にあるバルブを発送したというメールが届きました。
これで何とかなりそう!
純正のバルブが一週間くらいで到着しました。GP1093674という型式で、amazon.comで見ると$15くらいの部品でした。
バルブを交換してみる!
まずは分解しないといけませんね。
その前に、水もお湯も元栓を閉めておきます。
ハンドルの底の方に、レンチが入るくらいの穴があります。
この中に止めネジが入っていて、バルブとハンドルを連結しているはずですが、全く見えないしネジのサイズもわかりません。結局、蛇口自体をシンクのカウンターから取り出して、懐中電灯で照らして中をじっくり見ないとわかりませんでした。
しばらく格闘して、サイズが3/32″の六角レンチで取り外せるネジと判明し、ハンドルをお湯と水のちょうど中間の45度位の位置に合わせ、ハンドル裏の穴からレンチを入れるとネジにアクセスできました!
このネジを緩めるとハンドルが取り外せます。ネジを完全に抜かなくても、ある程度緩めれば取り外せました。
ハンドルを取り外すと緑色のバルブが見えます。バルブを取り外す前に、球状のカバーを外さなければなりませんが、回しても外れず、思い切って引っ張り出したら外れました!
Oリングがきつくて外れなかっただけでしたね。たまには思いっきりと度胸も大切!
バルブを取り外すためには、真鍮のネジを回さなければなりません。このネジ結構大きいです!
まずはモンキーレンチで回そうとしましたが、レンチの頭部分の外側が蛇口の外径部分にあたって六角部分に届きません。本来ならボックスレンチを使うのかもしれませんが、こんな大きいサイズのものは持っていなかったので、プライヤーでトライ!何とか回せそうです!
プライヤーでしっかり掴みながら半時計回りに真鍮のネジを回します。何とか外すことができました!
バルブはただ乗っているだけなので、手でつまんで外すことができました。
新しいバルブは、バルブ裏側の2ヶ所の突起を本体側の2ヶ所の窪みに合わせて乗せるだけです。
あとは分解した順番と反対に組み付けていけばOKです!
さっそく試してみる!
バルブ交換完了しました!
さっそく水を出してみます!
あれ!?直っていない!?
そうなんです。バルブ交換前と同じで、水の場合だけ流量が半分以下のままでした。
バルブが原因じゃなかったんですね。
果たして原因は?
仕方がないので、水とお湯の供給ラインを元栓から入れ替えてみました。水の供給口にお湯のライン、お湯の供給口に水のラインを繋いでみました。
するとどうでしょう。やはり水の流量だけ半分以下で、お湯は全く問題がありません。
ということはつまり、水の供給ラインに何か異常があるということですね。
水の供給ラインに付いていたチェックバルブを外してみました。すると何か異物のようなものが見えます。
管を逆さにして取り出してみました。1cm弱の大きさの石のような硬いものが出てきました。つまり、これがチェックバルブに引っかかって、水の通り道を半分くらい塞いでいたことになります。
なぜこんなところに石のようなものが詰まっていたのかわかりません。このあたりは水質が良くなく、一次フィルターがすぐに茶色くなってしまいます。フィルターをこまめに交換しないと、その汚れが水の供給ラインの内側に堆積していって、長い年月をかけて石化するのかなぁと思ったりします。
結局完全に直ったのですが、妻が「何だか気持ち悪くて嫌だ!」と言いながら、1分くらい水道を出しっぱなしにしてフラッシングしていました!笑
何はともあれ直ってよかったです。KOHLERさん、ごめんなさい!
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