【映画】セブン・シスターズ
セブン・シスターズ
世界的な人口過多と飢饉による食糧不足から、厳格な一人っ子政策が敷かれた近未来。そこでは二人目以降の子供は児童分配局によって親から引き離され、枯渇した地球の資源が回復する日まで冷凍保存される。セットマン家の七つ子姉妹は、唯一の身寄りである祖父によって各曜日の名前を付けられ、それぞれ週1日ずつ外出して共通の人格を演じることで30歳まで生き延びてきた。しかしある夜、〈月曜〉が帰宅しなかったことで、姉妹の日常は狂い始める。〈月曜〉に何が起きたのか? 誰かが当局に密告したのか? 何者かの裏切りにより当局に命を狙われる身となった姉妹は、力と知恵を合わせて残酷な運命に抗おうとする―。
出典:Amazon Prime Videoより引用
- 原題: What Happened to Monday
- 公開日: 2017年
- ジャンル: SF
- 主な出演者: ノオミ・ラパス、グレン・クローズ、ウィレム・デフォー
感想
面白い、発想が凄い、おすすめの映画です。 登場する7つ子はそれぞれ全く性格が違いますが、同じスウェーデンの女優Noomi Rapaceさんが全員を見事に演じています。最後まで目を離せない作品でした。
ストーリー、トッリクは昔から使われているものではあるけれど、七役を演じる役者の演技力とヨーロッパ調の映像力で最後まで見入ってしまいました。しかし7人いる事で内容が薄くなってしまっているように思います。もう少し彼女たちの両親や政府側の描写があっても良かったと思う。記憶に残る作品ではあるがもう一回は観ないだろうな。
一言で表すと「個人を犠牲にしてでも社会を守ろうとする人」vs「社会に背いてでも個人を守りたい人たち」だと思います。どちらかに偏ると人権が無視されたり、資源不足が起きたりするので、どちらが正しいとは言い切れないところが考えさせられます。それと7姉妹の日本語吹き替えを担当した朴璐美さん、さすがです。
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