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【映画】感染列島

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感染列島
アマゾンプライムビデオのサイトより引用

感染列島

いずみ野市立病院の救命救急医・松岡剛のもとに、一人の急患が運び込まれてくる。その患者は高熱に痙攣、吐血を催し、全身感染ともいえる多臓器不全に冒されていた。しかし、あらゆるワクチンを投与するも虚しく、患者は死亡してしまうのだった。さらに、正体不明のウイルスは医療スタッフや患者たちにも感染、病院がパニック状態に陥ってしまう…。(C)2009 映画「感染列島」製作委員会

Amazonプライム・ビデオより引用

作品の概要

  • 原題: 感染列島
  • 公開: 2009年
  • ジャンル: サスペンス
  • 主な出演者: 妻夫木聡、檀れい、国仲涼子

感想(ネタバレあるかも)

フィリピンの農村で発生した未知のウィルスが、世界に拡散されていく。なぜか理由はわからないが、世界では日本が最も感染者が多い。

妻夫木聡さん演じる救命救急医・松岡剛は、檀れいさん演じるWHOから派遣された小林栄子とともに、ウィルスの蔓延を封じ込めようとするというストーリーです。

松岡剛が第一感染者を診察後、院内感染があっという間に広がって、みるみるうちに医療崩壊が始まり、足りない人工呼吸器のために常にトリアージしなくてはいけない状況に陥ります。状況がリアルすぎて怖いです。

いずみ野市にある養鶏所から、鳥インフルエンザが発見され閉鎖されます。この養鶏所の家族は、感染が広まった原因はお前だというように、世間から大きなバッシングを受けます。

しかし調査の結果、この未知のウィルスは鳥インフルエンザとは別物であることが判明。「Blame」と名付けられます。

ウィルスを特定するために、感染者の検体を一般の研究者に許可なく渡したり、一度感染して抗体をもつ患者の血清を輸血するという人体実験のような行為があったりと、法律や倫理に反する内容がありましたが、そこまでしてでも感染を食い止めようとする医療従事者の苦悩と壮絶な医療現場の様子が、ひしひしと伝わってきました。

現在のCOVID-19の世界的大流行状況下でも、多少の程度の違いはあるかもしれませんが、医療現場ではこのような壮絶な状況があることと思います。

医療従事者の苦悩を少しでも理解し、自分の行動に責任を持って生活することを心がけたいと思いました。

10年以上前の作品なので仕方がないかもしれませんが、医療従事者がマスクを外しているシーンが多かったりと、感染予防に関する監修が甘かったのがちょっと残念でした。今あらためて観たからそう感じたのだと思いますが。

評価

4.5

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メモ

音声はドルビーデジタルで提供されています!

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