自宅のWiFiが遅いときがあるので、USBから有線LAN接続に変換できるアダプターを購入!Ethernetポートがないノートパソコンでも爆速になった!
我が家のネット環境
我が家のネット環境は、ケーブルTVのインタネットサービスを使用しており、一般家庭としては十分すぎる400Mbpsの契約をしています。別の記事でも紹介しましたが、我が家はSplit Houseという複雑な構成になっているので、どうしてもWiFiの電波が届きにくい場所ができてしまいます。そこで、WiFi環境は「Google WiFi(現在のNest WiFiの旧モデル)」のルーターを使って、家全体にWiFi電波が行き渡るように3台のルーターでメッシュ構成にしています。ちょうど下の図の右側のイメージです。
WiFiが遅いときがある!?
数年前に一部の部屋とバスルームの一つを改装したときに、自力で壁の中に有線接続用のネットワークケーブルを配線し、家全体で有線LANが使えるようにしたので、ほとんどのネットワーク機器は有線接続しています。Google WiFiの3つのアクセスポイントも、お互いをWiFiで接続しているのではなく、それぞれを配置している部屋の有線LANポートに繋いで有線接続しています。
スマートフォンや一部のノートパソコンには有線LAN接続のポートが付いていないので、ネットワーク環境はWiFi通信になります。ところがWiFi通信が遅いときがあります。WiFiの電波が弱い場所で使っているとか、ルーターの調子が良くないとか、ルーターのWiFiや接続している機器の通信速度がそもそも遅いのか、などいろいろ原因は考えられますが、いろいろ調べてもよくわかりませんでした。
そこで、有線LANポートが付いていないノートパソコンで有線LAN接続ができるようになるアダプターを買ってみました。
買ったのはこれ!
今までいろいろ買って外れた製品がない安定の「Anker」が発売している「Anker USB3.0 to Gigabit Ethernet Adapter」を購入しました。ギガビット対応のアダプターなので、理論上は5Gbps出るUSB3.0のポートに繋げば、我が家のネット環境なら400MbpsのMAXの速度が出そうです。少なくとも電波の影響はないし速度が安定するはずです。
繋いでみる
私の環境では、単にノートパソコンのUSB3.0ポートに差し込んでLANケーブルを繋げば、勝手にWiFiが切断されて有線LAN接続されました。PCによってはドラーバーのインストールなどが必要かもしれませんね。
理論速度480MbpsのUSB2.0ポートと5GbpsのUSB3.0ポートのどちらも搭載されているPCの場合、USB3.0に接続しないと本来の性能が発揮されないので注意が必要です。ノートパソコンの場合USBポートの数が少ない場合が多く、このアダプターで1個占有されてしまって足りなくなりそうな場合は、USBハブとLANアダプターが一体になったものを購入したほうが良いと思います。
速度を測ってみる!
インターネットの場合
「Speedtest by Ookla – The Global Broadband Speed Test」というネット速度のテストサイトで速度を測ってみました。
結果は明らかで、有線LAN接続のほうが圧倒的に早かったです。インターネットの速度は家庭内の環境だけではなく、混み具合などそれ以外の環境にも左右されるので一概には言えませんが、これほど違う結果になると、明らかに有線LANにした効果と見て良いと思います。
家庭内LANの場合
インターネットでは明らかに有線LANの優位性が確認できました。「それじゃぁ、回線の混み具合などの影響を受けない家庭内LANの場合はどうなの?」と思い、pingコマンドでLinuxサーバーからの応答時間を測ってみました。pingコマンドで10個のパケットを送信した結果です。
有線LAN接続が10倍早い結果となりました!さすがと思いたいところですが、WiFiが遅すぎるような気がします。速度のばらつきも大きいです。これがWiFi接続が遅いと感じる原因だったのかもしれませんが、IT素人の私には見当がつきません。もっと勉強してWiFi高速化にも挑戦してみたいです!詳しい方がいらっしゃいましたら、調査方法や改善方法などアドバイス頂けるとありがたいです。
応答時間(ミリ秒) | WiFi接続 | 有線LAN接続 |
---|---|---|
最短(min) | 2.312 | 0.257 |
平均(ave) | 2.685 | 0.320 |
最長(max) | 3.470 | 0.349 |
平均偏差(mdev) | 0.362 | 0.025 |
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