【映画】コンテイジョン – Contagion
コンテイジョン – Contagion
香港出張からアメリカに帰国したベスは体調を崩し、2日後に亡くなる。時を同じくして、香港で青年が、ロンドンでモデル、東京ではビジネスマンが突然倒れる。謎のウイルス感染が発生したのだ。新型ウイルスは、驚異的な速度で全世界に広がっていった。
米国疾病対策センター(CDC)は危険を承知で感染地区にドクターを送り込み、世界保健機関(WHO)はウイルスの起源を突き止めようとする。だが、ある過激なジャーナリストが、政府は事態の真相とワクチンを隠しているとブログで主張し、人々の恐怖を煽る。その恐怖はウイルスより急速に感染し、人々はパニックに陥り、社会は崩壊していく。国家が、医師が、そして家族を守るごく普通の人々が選んだ決断とは──?
ワーナーのオフィシャルサイトより引用
作品の概要
- 原題: コンテイジョン – Contagion
- 公開: 2011年
- ジャンル: サスペンス
- 主な出演者: マット・デイモン、ジュード・ロウ、ローレンス・フィッシュバーン
感想(ネタバレあるかも)
前々から観たかったのですが、プライム会員特典ではなかったので、まだ観ていませんでした。久しぶりにチェックすると、会員特典になっていましたので、早速観てみました。
「本当に10年前の映画なのだろうか!?」まずこれが率直な感想です。
2003年に流行したSARS(重症急性呼吸器症候群)のこともあり、制作されたのかもしれません。
中国で発生した未知のウィルスの感染力の強さはもちろんですが、やはり現代のような情報時代の影響が、世界中の人々に大きく影響していくことがよくわかります。
フォロワー数1,200万人のフリーライターのアランが、金儲けのために、動画サイトで「レンギョウ」を摂取しているのでウィルスに感染しないと発言すると、その効果は全く検証されていないのに、世界中の人が「レンギョウ」を買い求め、争奪戦がが始まります。今回のCOVID-19ウィルス蔓延でも、トイレットペーパーや衛生用品が売り切れたり、お湯をたくさん飲むとウィルスが死滅するなどのデマが一気に広がりましたよね。根拠がないことや些細なことで人はパニックになり暴徒化していく。メディアの影響力がいかに高いかということを、あらためて感じさせてくれました。
ワクチンと引き換えの誘拐、倫理よりも家族優先、異常なくらい早いワクチン開発、抽選によってワクチン接種者を選出する、接種者だけが証明用のリストバンドを装着し、もとの生活へ戻っていく。
あまりにも今のCOVID-19の状況に似ていて怖いくらいでした。
評価
4.5アマゾンプライムビデオで観る
音声はドルビーデジタルで提供されています!
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません