【映画】レプリカズ
レプリカズ
神経科学者ウィリアム・フォスターは人間の意識をコンピュータに移す実験を今にも成功させようとしていた。しかし、突然の事故で家族4人を失ってしまい、タブーを犯す決断をする。彼は家族の身体をクローン化し、意識を移し替え、完璧なレプリカとして甦らせることに成功したのだ。ただし、彼らの記憶を少し改ざんして―。家族と幸せな日々を送ろうとするウィリアムだが、研究を狙う政府組織が、サンプルとして家族を奪おうと襲い掛かる。愛する家族のため、暴走した科学者の戦いが今、始まる!
アマゾンプライムビデオより引用
作品の概要
- 原題: Replicas
- 公開: 2018年
- ジャンル: アクション、SF
- 主な出演者: キアヌ・リーブス, アリス・イブ, トーマス・ミドルディッチ
あらすじと感想(ネタバレあり)
人間の意識を丸ごとコンピューターにコピーする研究をおこなっているウィリアム。
死亡して7時間経過した元軍曹のドナーの遺体から意識を取り出して、アンドロイドへインプリントした。アンドロイドは、ドナーが生きていた頃の意識が自分の体を見て混乱し自らを傷つけていく。ウィリアムは制御不能となったアンドロイドのメイン電源を切る。実験は失敗に終わったが、会話を成立させたことは大きな進歩であった。
ウィリアムは家族旅行で突然交通事故に遭い、妻と3人の子供が死んでしまう。気が動転したウィリアムは、すぐに同僚を呼びだし、家族全員の意識をコンピューターにコピーする。クローンを培養して家族を蘇らせるためである。
しかし、クローンを培養できるのは3人まで。同僚に誰を落とすかランダムに選ばせ、泣く泣く末っ子の次女ゾーイを諦めることに。
家族全員の記憶が残ったままでは、存在しないゾーイの記憶を含んでいるので、他の3人のコピーしたデータを書き換えてゾーイの記憶を消し、クローン技術を使って3人を蘇らせた。未完成だったインプリント技術は、家族のクローンを培養してい過程で成功のヒントに気づき見事成功。
今までと同じ家族の生活に戻ってゆくが、ところどころ違和感とほころびが…..
この技術を軍事に悪用しようとしていた組織に追われるようになり、仕方なく妻に事実を打ち明ける。
追い込まれたウィリアムは、自分の意識をアンドロイドにインプリントし、組織と戦っていく。ついに組織を倒し、ボスの記憶を書き換えて、世の中に役に立つ人間に作り変える。
自分の意識をインプリントしたアンドロイドと、作り変えられた組織のボスは、死んでしまった人間から意識を取り出し、クローン技術によって蘇らせるという新規ビジネスを立ち上げ、アラブ首長国連邦の富豪と契約。
一方、遠く離れた場所で新しい生活を始めるウィリアムとその家族。そこにやってきたのは、そう、末っ子のゾーイの元気な姿だった。
- ストーリーは、なんとなく近い将来現実のものになりそうな感じがしました。
- クローンを作る技術は実際に存在しますが、身体だけでなく脳も本人と全く同じに再現できるという発想が新鮮でした。
- 最後のビジネス展開は少し意外でしたね。
- ゾーイが戻ってくるというハッピーエンドの展開も「やっぱり!」という感じでした。
- 映画の評価はあまり高くないみたいでしたが、たくさんの情報がぎゅっと詰まった面白い映画でした。こういう映画、私は好きです。
- 相変わらず、キアヌ・リーヴスはかっこよかったです。
評価
4.0アマゾンプライムビデオで観る
音声はドルビーデジタルで提供されています!
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