アメリカの水事情 – ミネラルたっぷりの硬水は厄介です!軟水の日本がうらやましい!
アメリカの水事情
軟水の日本と違って、アメリカではほとんどの地域が硬水です。特に私が住んでいる地域は、濃いオレンジ色の地域で、下手すれば赤色の地域に入っているかもというほどの硬水地区です。
この硬水、色々と悪さをしてくれます。水分中のミネラル成分が多いので、そのミネラルが結晶化してカチカチになります。
年月を重ねると、水道管の断面積がだんだん小さくなっていくという噂。恐ろしっ!
家族に最も評判が良くないのが、シャンプーが泡立たないということ。これも、硬水の影響のようです。
悪者に感じる硬水ですが、お肉のくさみを取り除いたり、アクが出やすくしたりするメリットがあるので、お肉を煮込むような料理には向いているようです。
硬水の影響
硬水のまま水を使っていると、ミネラルが石化した「スケール」といわれる結晶によって、シャワーノズルが詰まったり、バスルームのメッキ部分に白や緑のスケールが付着して取れなくなったり、いろいろな障害が出てきます。
尿路結石など、健康にも障害が出てきそうな気がしますが、今のとことそのような因果関係は証明されていないようです。
Water Softener(軟水化装置)は必須アイテム!?
アメリカでは「Water Softener」という、硬水を軟水化する装置を使っている家庭が多いです。
詳しくはわかりませんが、硬水の成分であるマグネシウムやカルシウムイオンを、塩に含まれるナトリウムイオンと交換することで軟水化するという原理のようです。
我が家では、この装置を地下室に設置しています。
設置しただけでは軟水化されないので、定期的にタンクに軟水化装置用の「塩」を入れなければなりません。コレが「重い!」。我が家で使っているものは、1袋50ポンドなので約23kgあります。
買うときはいつもドライブスルーの店に行くので、車に載せるところまではやってくれますが、下ろすときは自分でやらなければならないので、中年にはきついです。
Water Treatmentの会社から軟水化装置をリースするサービスを利用すると、塩の補充を定期的に来てやってくれるし、装置が故障しても直してくれます。軟水化装置を自分で購入して、自分で塩を補充する場合より高く付きますが、全部やってくれるのは非常に気楽です。
こんな心配がいらない軟水の日本は良いですね。
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