サラウンド音声の映画を観てもサラウンド感がイマイチ!?せっかくのサラウンドアンプがもったいないので設定をいじってみたみたら凄すぎた!
YAMAHA RX-V685 7.1チャンネルサラウンドアンプ
去年のサンクスギビングセールで中古で購入したヤマハの7.1chサラウンドアンプ、派手なサラウンド音声で映画を楽しみたくて、アマゾンプライムビデオでサラウンド対応の映画をわざわざ選んで楽しんでいる。
ある日ふと思った。なんだか後ろから音が聞こえていないような気がする。
後ろのスピーカーに近づいてみたところ、音が出ていたがものすごく小さい。というよりほとんど聞こえない。
今まで「迫力のサラウンド!」と思っていたのは気のせいだった模様。
サラウンドのテスト音源を再生して確かめてみる
とは言っても、観たコンテンツの問題かもしれない。
コンテンツの影響かどうかを確認するために、ネットでサラウンド音源の動画を探してみた。
YouTubeには「サラウンドテスト音源」などのタイトルの動画が山ほどあった。
アマゾンFire Stick TVのYouTubeアプリで片っ端から再生してみたが、やはりサラウンドスピーカーは鳴らなかった。
アンプの表示をふと見ると、どの動画も2チャンネルになっている。「あれっ?」Fire Stick TVはサラウンド音源を出力しないのか?
ネットで調査すると、YouTube自体がサラウンド出力しないみたい。なぜサラウンド音源と謳った作品が溢れているのだろう?
YPAOで自動設定
ヤマハのサラウンドアンプには、YPAOという自動設定用のマイクが付いている。
そのマイクをリスニングポジションに置いて、設定プログラムを走らせることで、アンプを最適な状態に自動で設定できるというスグレモノだ!
買ってすぐに一度設定したが、もう一回やってみることにした。
再設定設定完了!早速試してみる。
やはり臨場感がない。うーん、困った!
スピーカーの配置が良くないのか?
ネットで探すと、7.1チャンネルサラウンドのスピーカー配置が載っている。
7.1チャンネルとは、左フロント(FL)、センター(C)、右フロント(FR)、左サラウンド(SL)、右サラウンド(SR)、左サラウンドバック(SBL)、右サラウンドバック(SBR)の7個のスピーカーと、サブウーファー(SW)1個の組み合わせである。
理想は図のように、リスニングポジションが各スピーカーの中心くらいにある配置。
だけど我が家の場合はテレビのサイズが40インチしかなく離れると見にくいので、リスニングポジションがかなりテレビに寄っている。
将来7.1チャンネルサラウンドを導入するかもしれないと思って、10年前に部屋を改装したときにスピーカーの配線を天井裏に通した。
でも、7.1チャンネルのスピーカー配置を良く勉強せずに、柱の都合だけで配線したのが良くなかった。後ろのサラウンドスピーカーの位置が離れすぎている。
アンプの設定をいじってみた
アンプを手動で設定することにした。
YPAOで自動設定した状態の各スピーカーの設定を見てみると、よくわからない設定値になっていた。
スピーカー配置がイレギュラーなので、自動設定がうまく行かなかったのかもしれない。事実、何度が正常に設定できなかったというエラーメッセージが出たことがある。
手動設定では、リスニングポジションからの各スピーカーまでの距離と、各スピーカーの音量を個別に調整することができる。
まず、スピーカーの距離を全て設定。
そのあと前側の3個のスピーカーの音量を「ゼロ」に設定。そして後ろ側の4個のサラウンドスピーカーの音量を「+10」に設定してみた。
そして最後にサブウーファー。なんと設定が「-10」になっている。どうりで重低音が足りないと思った。これも「ゼロ」に設定。
さっそく試してみる
「サラウンドが凄い映画」を検索してみると「アイアンマン」があったので、観たことがなかったこともあり、さっそく観てみることに。
オーオーオー!
凄すぎる!
後ろから銃撃されているみたい!
あっ!左後ろの床になにか落ちた!
感激の一言。
今までは何だったんだろうと思うほどの変わりよう。
もう少し細かいチューニングが必要かもしれないが、しばらくこの設定で試してみることにした。
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